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【強度比較】瞬間接着剤6種類を徹底検証!一番強力なのはどれ?

アイキャッチ 瞬間接着剤 強度比較 比較・検証
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瞬間接着剤を選ぶときに「どれも同じに見えるけど、本当に強度に違いはあるの?」「安いものと高いもの、実際どれが一番強いの?」と迷ったことはありませんか?瞬間接着剤は種類によって強度に大きな差があります。

この記事では、市販されている瞬間接着剤6種類を同一条件で実際に接着し、強度を徹底的に比較検証しました。

強度を比較した瞬間接着剤

この記事を読めば次のことがわかります。

  • 6種類の瞬間接着剤の強度の違い
  • 1番強かった接着剤はどれか
  • 用途別にどれを選べば失敗しないのか

筆者はプライム市場上場企業で10年以上、さまざまな接着剤を扱ってきた現役の技術者です。その経験と実際の検証結果をもとに、初心者の方にも分かりやすく、信頼できる情報にまとめています。本当に強い瞬間接着剤を知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

▼文字ではなく動画で見たいという方向けにYouTubeでもやり方を公開中▼

最強の接着剤は「アロンアルフア201」

強度を測定した接着剤をランキング形式でご紹介します。商品名をタップすると詳細説明の章に移動できます。

商品参考価格強度 1mm²当たりの強度購入リンク
1位
アロンアルフア201
864円11.95kg0.093kg/mm²
2位
アロンアルフア EXTRA 速効多用途
462円11.90kg0.093kg/mm²
3位
ロックタイト 強力瞬間接着剤 ピンポインター 液状高耐久性
602円10.79kg0.084kg/mm²
4位
ゴリラ スーパーグルー ジェル
473円9.25kg0.072kg/mm²
5位
PPXセット
880円8.25kg0.064kg/mm²
6位
3000 ゴールド スリム
358円6.30kg0.049kg/mm²

瞬間接着剤で最も高い接着強度を示したのは、東亜合成「アロンアルフア201」でした。

次の章から測定方法と測定結果を詳しく説明していきます。

接着強度の測定方法

今回はダイソーで販売されているステンレス製のフックと木製の工作材料(桐)を使用しました。各商品で接着後、24時間硬化させ、フックを剥がすのに必要な力(せん断方向)を測定しています。

ダイソーのステンレス製フックの外観
ダイソーの工作材料の外観と説明タグ
瞬間接着剤で木材とステンレス製フックを接着した試験片
瞬間接着剤の接着強度測定の様子

瞬間接着剤は非常に強力なため、引張方向(垂直に引き離す方向)で試験を行うと、接着面が剥がれる前にフックや木材が破損してしまう場合があります。そこで今回は、一般に引張方向の50〜70%程度と言われるせん断方向(横方向にずらす方向)に力をかけて接着強度を測定しました。

引張方向とせん断方向の強度を説明している模式図
画像左半分:Force Channel(株式会社イマダ) より引用

今回の結果は「この力で必ず剥がれる」という意味ではありません。引張方向に力がかかるような使い方ではさらに高い強度を発揮する可能性がある点にご注意ください。

接着強度は接着面積に比例して変化します。例えば、接着面積が4倍になれば、理論上は耐えられる荷重も4倍になります。そのため、適切な接着剤を選ぶには「どのくらいの面積で接着し、どの程度の荷重がかかるのか」を考えることが重要です。

面積と接着強度の関係を説明している模式図
試験片の模式図:Force Channel(株式会社イマダ) より引用

今回のテストで使用したサンプルの接着面積は128mm²のため、試験結果の数値を128mm²で割ることで、1mm²あたりの接着強度を算出しています。実際の接着面積や使用条件に当てはめながら、自分の用途に合った瞬間接着剤を選ぶ際の目安として、ぜひ参考にしてください。

強度測定結果

第1位:東亜合成「アロンアルフア201」|強度11.95kg

アロンアルフア201の外観

第1位は東亜合成「アロンアルフア201」です。強度は11.95kg (0.093kg/mm²)!

アロンアルフア201の破壊強度と破壊後の面

今回の検証では他の瞬間接着剤を上回り、最も高い接着強度を記録しました。「アロンアルフア201」は、ただ強力なだけでなく10g入りで価格は800円前後とコストパフォーマンスにも優れています。

また、2g×5本の小分けタイプのため、「中身は残っているのに、ノズル先端が固まって使えなくなる」といった瞬間接着剤あるあるを防げるのも大きなメリットです。必要な分だけ開封できるので、使用頻度が低い方や少量使いを想定している方にも最適といえるでしょう。

強度・使いやすさ・コストパフォーマンスのすべてに優れた、非常に完成度の高い瞬間接着剤。瞬間接着剤を選ぶなら、まず検討したい1本。

第2位:コニシ「アロンアルフア EXTRA 速効多用途」|強度11.90kg

アロンアルフア EXTRA 速効多用途の外観

第2位はコニシ「アロンアルフア EXTRA 速効多用途」です。強度は11.90kg (0.093kg/mm²)!

アロンアルフア EXTRA 速効多用途の破壊強度と破壊後の面

第2位とはいえ、破壊強度の差は第1位の「アロンアルフア201」とわずか0.05kg。実質的にはほぼ同等といえる高い接着強度を発揮しました。価格は2g入りで500円未満。内容量が少ない分、購入時の支払金額は「アロンアルフア EXTRA 速効多用途」のほうが抑えられます。

「強力な瞬間接着剤が欲しいけれど、使う量は少しでいい」「できるだけ初期コストを抑えたい」という方に、特におすすめの1本です。

「少量で十分・コストは抑えたい・それでも強度は妥協したくない」という方に最適な瞬間接着剤。

第3位:Henkel「ロックタイト 強力瞬間接着剤 ピンポインター 液状高耐久性」|強度10.79kg

ロックタイト 強力瞬間接着剤 ピンポインター 液状高耐久性の外観

第3位はHenkel「ロックタイト 強力瞬間接着剤 ピンポインター 液状高耐久性」です。強度は10.79kg (0.084kg/mm²)!

ロックタイト 強力瞬間接着剤 ピンポインター 液状高耐久性の破壊強度と破壊後の面

第1位・第2位の接着剤と比べると強度はやや劣るものの、日常用途としては十分に高い接着強度を記録しました。価格は5g入りで600円前後。「2gでは少し足りないが、10gも使い切れない」という方にちょうど良いバランスです。

また、先端ノズルが非常に細く、両側のボタンを押すことで接着剤を少量ずつコントロールして出せる構造になっています。そのため、はみ出しを抑えながら、細かいパーツや狭い隙間への接着が可能です。接着強度だけでなく、精密さや作業性を重視する方におすすめの瞬間接着剤といえるでしょう。

強度よりも、塗りやすさや細かい作業性を重視する方に最適な瞬間接着剤

第4位:KURE(呉工業)「ゴリラ スーパーグルー ジェル」|強度9.25kg

ゴリラ スーパーグルー ジェルの外観

第4位はKURE(呉工業)「ゴリラ スーパーグルー ジェル」です。強度は9.25kg (0.072kg/mm²)!

ゴリラ スーパーグルー ジェルの破壊強度と破壊後の面

第3位までの接着剤と比べると接着強度はやや控えめですが、日常的な用途であれば十分な性能を発揮しました。価格は3g入りで500円前後。5gや10gも必要ないという場合に、ちょうど良い容量です。強度はほどほどで構わないので、コストを抑えつつ使いやすい瞬間接着剤を選びたい方に向いています。

強度は控えめでも、量と価格のバランスを重視したい方向けの1本

第5位:セメダイン「PPXセット」|強度8.25kg

PPXセットの外観

第5位はセメダイン「PPXセット」です。強度は8.25kg (0.064kg/mm²)!

PPXセットの破壊強度と破壊後の面

セメダインの公式サイトでも、木材には適さない接着剤と明記されており、その影響もあって、今回の木材を使った検証では接着強度は高い結果とはなりませんでした。

接着できないもの
ガラス、発泡スチロール、木材、油面や汚れた面、表面の劣化した面 等

出典:セメダイン公式サイト、PPXセット

「PPXセット」は、木材よりもポリプロピレンなどの難接着素材の接着に優れている接着剤です。実際の検証でも、ポリプロピレンに対して非常に高い接着強度を発揮しました。

ポリプロピレンでの接着強度や詳しい検証結果については、以下の記事で解説しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

難接着素材のポリプロピレン等をしっかり接着したいことがメインで、木材なども「それなり」に接着できれば十分という用途であれば、選択肢に入る接着剤といえるでしょう。

一般的な瞬間接着剤では対応できないポリプロピレン等を接着したい場合に真価を発揮する1本

第6位:セメダイン「3000 ゴールド スリム」|強度6.30kg

3000 ゴールド スリムの外観

第6位はセメダイン「3000 ゴールド スリム」です。強度は6.30kg (0.049kg/mm²)!

3000 ゴールド スリムの破壊強度と破壊後の面

今回の検証では接着強度は6種類の中で最も低い結果となりましたが、その分価格の安さが大きな魅力です。価格は3g入りで300円前後と、今回比較した瞬間接着剤の中では最も手頃でした。高い強度は必要なく、とにかく安く済ませたい用途であれば、十分に選択肢になる接着剤です。

強度よりも価格重視で選びたい方に向いた、低価格の瞬間接着剤

まとめ:強力に接着したいなら「アロンアルフア201」がおすすめ

今回は瞬間接着剤6種類を実際に使用し、同一条件で接着強度を比較しました。とにかく強力に接着したい方には、東亜合成「アロンアルフア201」が最適という結論になりました。高い接着強度に加え、コストパフォーマンスも良好で、小分けタイプによる使い勝手の良さも備えた、総合力に優れた瞬間接着剤です。

一方で、もう少し初期コストを抑えたい場合は、コニシ「アロンアルフア EXTRA 速効多用途」やHenkel「ロックタイト 強力瞬間接着剤 ピンポインター 液状高耐久性」も十分に有力な選択肢となります。

本記事の比較結果を一覧表としてもまとめていますので、使用条件に合わせて最適な瞬間接着剤を選ぶ際の参考として、ぜひご活用ください。

瞬間接着剤 接着強度一覧
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