木に磁石を接着する方法!ダイソー木箱でできる簡単DIY!

素材別の接着方法
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「木に磁石をしっかり接着したいのに、木工用ボンドや瞬間接着剤だとすぐに取れてしまう…」

そんな悩みを持っていませんか?

実は、それ…接着剤の選び方が原因なんです!

最適な接着剤を選び、正しい手順で取り付ければ、木と磁石はきれいに固定できます。

今回は手軽に手に入るダイソーの木箱を使って、実際に磁石を取り付ける方法を解説します。

接着のコツを押さえれば、小物入れや見えない場所に仕込む隠し収納などいろいろなアレンジが可能です。

プライム市場上場企業で接着関連の仕事に長年携わっている筆者が実際に試した工程を写真付きで紹介するので、初心者の方でも安心して取り入れられます。

この記事を読めば、木と磁石を組み合わせたDIYがぐっと簡単に実現できますよ。

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使用する接着剤

木と磁石をしっかり固定するためには、接着剤の選び方が非常に重要です。

磁石の表面は滑らかでツルツルしているので木工用ボンドや瞬間接着剤だと接着剤が「引っかかる」場所が少なく、密着しにくいです。

また、木工ボンドや瞬間接着剤は固まると硬くてもろい接着層になるため、衝撃やねじれに弱く、磁石のように引っ張られる力がかかる素材には不向きです。

そこで今回おすすめするのが、セメダイン「スーパーXゴールド」です。

スーパーXゴールドは「弾性接着剤」と呼ばれるタイプで、固まったあともゴムのような柔らかさを保ちます。

そのため、磁石を使ったときにかかる引っ張りやねじれの力を吸収して、剥がれにくいのが特徴です。

さらに木材や金属のどちらにも強力に接着できるため、異素材同士の組み合わせにぴったりです。

木と磁石を接着させたいなら、接着剤は必ずスーパーXゴールドを選びましょう。

木と磁石を接着する手順

ここからは実際に、木と磁石を接着する手順をわかりやすくご紹介します。

木と磁石をしっかり接着するためには、正しい手順で作業することが大切です。

ポイントは「下準備」と「圧着」です。

ここを丁寧に行うだけで接着の強さが大きく変わります。

ステップ1:脱脂(油分・汚れを取る)

まず磁石の接着面をアルコールを染み込ませたキッチンペーパーなどで軽く拭き、油分や汚れを取り除きます。

これを省くと接着力が大きく落ちてしまうので、必ず行いましょう。

ティッシュは逆に毛が付くので必ずキッチンペーパーを使用しましょう!

キッチンペーパーに染み込ませるエタノールでおすすめなのはサイキョウ・ファーマのエタッシュナチュラル消毒液!

ポンプタイプで使い勝手が良く、高濃度のエタノールなので脱脂作業に最適です。

ステップ2:接着剤の塗布

スーパーXゴールドを磁石の接着面に均一に塗ります。

塗りすぎると接着剤が大量にはみ出してしまう上に硬化にも時間がかかるので、薄く均一に塗るのがポイントです。

付属のプラスチック製ヘラを使うときれいに塗れます。

ステップ3:1分間放置

塗ったあとすぐに貼り付けず、1分ほど置くのがポイントです。

接着剤が空気中の水分と反応して粘りが出ることで、より強力に密着します。

ステップ4:圧着

磁石を木に押し付け、ずれないように固定します。

強く押すことで接着剤が均一に広がり、接着強度が高まります。

ステップ5:硬化

スーパーXゴールドは24時間で固まります。

今回は磁石の力に耐えるためにしっかりとした強度が必要なため、1日以上置いてから使うのがおすすめです。

ステップ6:完成

接着剤が完全に硬化したら完成です。

冷蔵庫などに取り付けても剥がれることなくしっかりくっついています。

まとめ

木と磁石の接着は、正しい接着剤を選び手順を守れば簡単に実現できます。

ポイントはセメダイン「スーパーXゴールド」を使って脱脂→塗布→1分放置→圧着→硬化という流れで接着することです。

これを守るだけで日常使いにも十分耐える接着が可能になります。

磁石と木材をしっかり接着できれば、DIYの幅はぐっと広がります。

ただ、実際の作業では木材以外にも金属やプラスチックなど、いろいろな素材を組み合わせることも多いですよね。

「結局どの接着剤を選べばいいの?」と迷った方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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